小浜島 念仏踊り ミンマンブドリ

マーメイド

2013年08月25日 09:00







 小浜島の盆送りの翌朝 ナカミチで行われる念仏踊りのミンマンブゥンドル 八重山の他の島々にはない、

 小浜島唯一のものらしい。 唄と踊りに奥の深さに関心を持ち、少しルーツらしきものを調べてみた。

 ryuQ〔エイサー起源〕というHPを一部抜粋

 旧盆に沖縄本島 地域の青年達で行われるエイサーは、元々念仏踊りにルーツがあるといわれています。
 1603年に浄土真宗の高僧 袋中上人は、経典を得るため 明王朝を目指し、その途中で琉球にたどり着き
 3年間、琉球に滞在しました。当時の琉球国王 尚寧に深い帰依を得て、現在の那覇市松山に桂林寺が建立
 され、そこからエイサーがスタートしていく事になります。
 袋中上人が、琉球で浄土念仏を布教する際、お盆の由来となるうら盆経の中に 母への感謝〔親や先祖への感謝〕
 が説かれたものがあり、それを判りやすく伝えるため歌にした〔継母念仏〕ままうやにんぶち がエイサーの原型である。

 現在では、〔継母念仏〕の歌詞の内容が残っているのは、石垣島のアンガマです。

    …という内容ですが、小浜島のミンマンブゥンドルも石垣島のアンガマと同様に歌詞の内容も似ているし
 〔南無阿弥陀仏 南無阿弥陀仏〕と何度も繰り返し歌う ミンマンブゥンドルは、仏教の経典がルーツに思えました。

 いにしえから現代まで、大切に継承されてきた 島の祀り事 ジルクに 謎めいた奥の深さを思います。